のんきんぐ

ゆるい狩猟

スイス【マイエンフェルト(ハイジの世界)】の楽しみ方

【7日目】

氷河急行を楽しんだ(?)私たちの次の目的地はマイエンフェルトである。スイス北東にある小さな村で、リヒテンシュタインとの国境でもある。

 

この村がなぜ有名かというと、あのアルプスの少女ハイジの舞台になったからである。スイス人よりも日本人の方が観光に来るだとか来ないだとか。

 

私たちももちろん、ハイジを巡るハイキングを目的にこの村を訪れた。ハイジのことは「クララが立った」「重力無視のブランコ」「塾のCM」くらいしか分からないけど。とりあえず、雄大な自然の中でのびのび暮らす少女の話なのだろう。

可愛いの連続 マイエンフェルト

 

夜にマイエンフェルトに着き、ホテルにチェックインしたのだが、ホテルからして可愛い。ハイジの世界に期待を膨らませながら眠りにつく。

可愛い宿の部屋
ハイジウェグ

次の日、観光マップを見ながら、マイエンフェルトのハイジウェグ(ハイジの道)の標識に従い町を歩く。何もないし、人もいないけど、石畳の道と石造りの家が可愛いので歩くだけで楽しい。

 

ハイジウェグの看板。細かく表示があるが念の為地図を持ってるとあんしん。

ちょっとした道が可愛い

 

しばらく歩くとブドウ畑に出る。おそらく全てワイン用で、綺麗な紫色をしている。畑の柵が石垣なのも可愛い。今のところ、全部可愛い。

 

ブドウ畑

別のブドウ畑では入り口が石垣だった



 

 

ヤギの水飲み場という有名な水飲み場もある。ちょっとしたお花があって可愛い。村にはいくつか水飲み場があり、子供が泳いでる場所もあった。日本と同じで田舎の子供たちは無邪気に挨拶してくれる。可愛すぎる。

 

ヤギの水飲み場

 

しばらく行くと小道に当たる。なんでもない道なんだろうけれど、穏やかな雰囲気に包まれて歩いていてとても心地よい。とても幸せな気持ちになってハイジの暮らしを思い浮かべる。とても穏やかで豊かな生活なんだろうな〜。

 

木漏れ日と緑が心地よく、なんて可愛い道!

 

 

放牧地もあり、牛が気持ちよさそうに寝ている。

牛ものんびり気持ちよさそうだ。可愛いなぁ

 

 

ようやくハイジに会えたと思ったら・・・!?

 

そうこうしているうちに、小道が道路に合流して、しばらく歩くとハイジ観光施設の入り口に着く。

 

遠目にハイジ、ペータと思しき男子、ヤギの像があるのが分かる。ここまで可愛いの連続だったので、さぞかし可愛いハイジがみれると期待。

 

ハイジドルフの入り口。期待が高まる

 

 

徐々に近づき、お〜ようやく会えたね〜と思ったら・・・

 

!?



あ・・・れ・・・?

 

これは・・・可愛くない!笑 目が怖い!

マイエンフェルト歩きは可愛いの連続だったので完全に油断していたが、主役がまさかの・・・笑

もしかしたらスイス人的にはこういうのが可愛いのかもしれないけど。

 

さらにハイジの奥に見える山は険しく、ハイジの足腰はなかなかに強健なのであろうと思った。クララが立った・・・のもあの斜面か?どうやって車椅子で移動したのだろう・・・

 

いろいろ想像と違うぞマイエンフェルト笑

 

切り立った山

 

 

ハイジドルフ

 

「ハイジドルフ」という観光村のような施設には、当時の放牧民の暮らしを再現した小屋や土産屋があった。この街で唯一の観光施設らしく、一部施設は有料になっていたが無料エリアだけで十分楽しめた。

 

ハイジドルフ

ヤギがいいロケーションで飼われていたり、放し飼いの鶏がいた。

 

ヤギ

 

当時の再現。ヤギ

 

ハイジドルフからさらに山道を行くとおじいさんのいる山小屋「ハイジヒュッテ」がある。ハイジ体験の道と名前がついているが、往復3〜4時間の登山道となかなかタフなので今回はパスした。やはりハイジの足腰はなかなか強健でただ自然の中でのびのび暮らしているわけではなさそうだ。

 

次回はいよいよベルニナ急行編。今回も乗務員に肩パンされるのか!?