【4日目】
この日はグリンデルワルドに連泊したため、丸一日観光に費やすことができた。
ユングフラウヨッホまでのアクセス
ユングフラウヨッホへは、時間帯の都合でロープウェーと鉄道を使ってアクセスした。アイガーグレッチャー駅までロープウェーで向かいそこからユングフラウ鉄道に乗り換えた。
乗ってから気づいたのだが、アイガーグレッチャー駅からユングフラウヨッホ駅まではメンヒとアイガーをくりぬいたトンネルの中を通るため景色はゼロだった(笑)。
グリンデルワルドから電車を乗り換えてアクセスする方法もあったので、景色を楽しむなら電車に乗るべきだった…。
ユングフラウヨッホでできること
①スフィンクス展望台
ユングフラウヨッホに到着すると、まずスフィンクス展望台に向かった。
スフィンクス展望台には、屋外バルコニーがあり、ユングフラウ、メンヒさらには
アレッチ氷河も見られる。しかし、私が訪れた際は雲に覆われており、眺望はほぼなし(泣)。
なんとか景色を見たいと粘っていると一瞬の晴れ間にメンヒが顔をのぞかせた。
さらにねばったが、雲が晴れることはなく残念な気持ちが残った。
きっとユングフラウがまた来いよと言っているんだ。
でも、天候が悪くて景色が見えなくてもユングフラウヨッホでは他にも見どころがある。
②TOP OF EUROPE にある日本の郵便ポスト
日本人にとって、もう一つの見どころは日本のポストである。
ユングフラウヨッホには、富士山五合目の郵便局と姉妹提携した赤いポストがある。
そしてなんとこのポストは本当に投函が可能なのである。
ポストカードと切手は売店で購入ができる。日本人の利用者が多いため、「日本に送りたい」というと相当金額の切手をもらうことができた。
ただ、ここは標高3454m。慣れない英語での宛名書きには時間がかかり、友人三人に出すため何を書こうかと悩んでいるうちにふらふらになってしまった。あちゃ~
ホテルなどであらかじめ書いたものを投函すればよかったかもしれん。
隣にスイスの黄色いポストもあり、赤いポストに投函した後
「あれ?こっちに入れるのが正解だったのか…?」と冷や汗をかいた。
友人が一週間たっても届かないと言うのでやっぱりミスった!!と思ったけど
その後、無事日本に届いたようだったのでどっちに投函してもよいみたいだ。
③アルパイン・センセーション/アイスパレス
景色が見れなくても、手紙を出す友人がいなくても他にも見どころはある。
アルパイン・センセーションはイルミネーションなどを用いた展示でユングフラウ鉄道の歴史やこの地方の文化を学ぶことができる。
ここを通り抜けると、氷河を掘って作った氷の宮殿・アイスパレスに辿り着く。
地面も壁も郡でできており、中には氷でできた彫刻もある。
スケートリンクみたいで勢い出せば少しだけ滑ることもできる。
他にも雪の上を歩ける屋外展望台もあったようだが、外は真っ白で景色は見えないし、はしゃぎすぎてふらふらになったので降りることに。
帰りはそのまま降りるのではなくトレッキングをして降りることにした。
スイストレッキング!!
往復することもできるが、登りはしんどいのとトレッキングシューズを持っていなかったため、簡単に歩けそうな下山のみ歩いた。
ユングフラウ鉄道でユングフラウヨッホ~アイガーグレッチャーまで行き、アイガーグレッチャーからクライネシャイデッグ駅を経由して、メンリッヘンまで歩いた。
どちらのコースも王道のため歩いている人は多いし、看板もあるため道迷いはないと思うが、念のため地図は持っていこう。るるぶの付録にもついていたし、案内所でも英語の地図があった。
私は日本でも登山をするけれど、今回のトレッキングは下山のみということもあり難所はほとんどなくゆる~いハイキングのような感じで歩けた。
そうこうしているうちにクライネシャイデッグ駅に到着。ここまで約1時間。
クライネシャイデッグはご飯を食べられるところもあり、かなりにぎわっていた。
でも値段が我々には高すぎるので素通りして、次のチェックポイントのメンリッヘンまで向かう。
クライネシャイデッグからメンリッヘンのコースも平坦で、スニーカーでも歩くことができる。
メンリッヘンまでは1時間半くらい。
メンリッヘンからはグリンデルワルドとヴェンゲンにロープウェーが出ている。
ヴェンゲンにも行きたかったが、体力を使いはたしたためグリンデルワルドに帰宅することにした。
メンリッヘンには遊具も沢山あり、絶景を見ながらアクティビティができる。がきんちょが多かった。
そして、ロープウェーで町まで戻りキャンプ場泊。
良い一日だった。今回は下りのみだったけれど、次はちゃんとトレッキングシューズ持ってきて、もっと違うコースを歩いてみたいな。