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ゆるい狩猟

スイスでキャンプ

スイスの山岳リゾート、グリンデルワルトでのテント泊について情報をまとめます。

 

山歩きが趣味の人にとって、スイスでのトレッキングはやってみたいことランキング上位に入りますよね。

 

治安もいいし街並みも可愛いスイスは素晴らしい国でしたが、唯一の欠点、

 

それは物価がとても高い!!

 

特にレストラン・ホテルは日本の倍以上かかり、ランチだけで 1人 5,000円とか平気で飛びます。

そのため、スイスで安く滞在するにはテント泊がオススメです。

 

私たちは 2022年 8月に、スイスで最も有名な山岳リゾートであるグリンデルワルトでテント泊してきました。 2泊• 2人で 80スイスフランでした(約 12,000円)。

 

このポストでは、グリンデルワルトでのテント泊生活についてまとめてみまーす。

注意:1フラン140円で計算。

キャンプ場

アクセス

グリンデルワルト駅からバスで 10分、徒歩 10分くらいの距離にあるアイガーノルドワントEigernordwand)というキャンプ場に泊まりました。

 

駅から 121番のバスに乗り、7駅後くらいの”Säge Grund”という駅で降りて、山の方向に 10分くらい歩いたらキャンプ場に着きます。

 

駅から 2kmなので徒歩でも20分くらいでいけます。

 

このキャンプ場は、飲用可の水場・ゴミ捨て場・トイレのみならず、Wifi・充電スペース、そしてなんとシャワーも使えるという充実ぶりでした。

設備

フリーサイトが大体200張くらいで、多くの人が車乗り入れか、キャンピングカーでキャンプしています。

 

最初に受付を済ませると、お兄さんが案内してくれます。

 

テントのみの客は車が通る通路沿いは避けてくれ、と言われました。トイレや水場もゴミ捨て場も案内してくれました。

 

とても淡々としててチェックインは簡単。

 

ハイシーズンの土曜日の昼間にチェックインしましたが、そんなに混んでなかったです。

敷地の半分は、キャンピングカー風のバンガロー?で占められてました。

日本と比べるとキャンピングカーの利用者が多かったです、

 

料金は1泊20スイスフラン程度で、後払いです。

 

キャンプ場の様子

キャンプ場のシャワー室。

ロケーション

このキャンプ場の一番いい点はロケーションです。

 

名峰アイガーを見ながらキャンプできます。

最高のロケーション!!

駅からは若干遠いけど最高の景色でキャンプするのは最高でした。

 

アイガーグレッチャー駅に行くためのロープウェイ駅はキャンプ場から近いので、ユングフラウヨッホに行くのは便利。

 

食事を安く済ませる方法

グリンデルワルト駅の目の前にCOOPというスーパーがあります(日本のCoopとは全く別物)。ここで食料品を買い込むと、キャンプ中の食事が安く済みます。

 

グリンデルワルト駅についたらバス時間を確認し、待ち時間にCOOPで買い出し、という流れが最も効率いいでしょう。

 

 

コープの入り口、地下一階がメインで、一階は品数が少ないので注意。

大きめのパンは 2~4スイスフラン(280〜560円)くらいで買えるので、2食分くらいはパン+ジャムで足ります。

加工パンは10フラン以上するので、自分でサラミとレタス、ペーストを買って作るといいでしょう。

ちなみに「ハイジの白パン」のようなフワフワしたパンはほとんどなく、硬くて酸っぱい噛みごたえが楽しめるパンです。腹持ちがいいので3切れくらいで満腹になれました。

 

飲み物は1~2フランで買えます。ビールや牛乳は安くて美味しいです。

 

小さめの菓子パンたち、この上の方に巨大な丸いパンやバゲットが鎮座する。菓子パンは割と高い

SUSHI!日本よりもはるかに高い。ZENBUというのは日本食のブランドらしい

スイスの牛乳。1フランにもかかわらずとてもクリーミー。新鮮なのかな?

絶景を見ながらのむビールは最高!1.5フラン

治安

このキャンプ場には2泊しましたが、不安を感じることはありませんでした

 

トレッキングの際はテントと貴重品以外の荷物をキャンプ場に置いて行きましたが、盗難などトラブルは全くありませんでした。

 

宿泊者もとてもおとなしく、日没時(夜9時)にはとても静かになるので快眠できました。利用者のほとんどはアウトドアが目的なので、夜は疲れ果てているのでしょうか。

 

利用者次第なところはありますが、ここは日本の騒がしいキャンプ場なんかよりもよほど過ごしやすかったです。

 

ドイツ【シュツットガルト・エスリンゲン・フライブルク】

【2日目】

 

 

2日目は、荷物をホテルに預けてシュツットガルトエスリンゲンの観光。

シュツットガルトぶらぶら

まずはシュツットガルトのシュロスプラッツへ。シュツットガルト中央駅からメトロで一駅。この広場は噴水や芝生が綺麗で正面には立派な宮殿があり、ベンチで朝食を取るだけで、ヨーロッパに来たんだなぁという実感が湧いてくる。犬と散歩している人が多い。

新宮殿。18〜19世紀に建てられた宮殿で現在は州政府の庁舎として利用されている。芝刈りおじさんのドラテクはとても高い。カメラを向けると目線をくれた。

水浴びする小鳥。日本のスズメとは別種に見える。

朝食後、広場の数100m南に位置するMarkthalle Stuttgartという市場で買い物。多種多様なソーセージや惣菜、異国の魚など見ているだけでとても楽しい。この付近は10世紀くらいからの建物もあって歴史を感じさせる。祭りの準備で若者がテントを組み立てていた。

美味しそうなベーコン。

エスリンゲン散策

エスリンゲンはシュツットガルトから電車で15分で行ける小さい町である。ドイツらしい建物が多く、古き良き街並みをなしている。1時間くらい歩き回る。有名な観光地があるわけではないけど、歩くだけで満足できた。シュツットガルトに行くなら街歩きにオススメ。

エスリンゲンの街並み。ドイツらしい住宅が並ぶ可愛らしい町

 

フライブルグ

ホテルをチェックアウトしてフライブルクへ。ホテルの確認をしたら「Freyburg」に留まることになっていて、地図で確認したらドイツ北部!(目的地はスイスとの国境付近の街のはず)。実はドイツにはフライブルクは2箇所あり、今回滞在予定だったのは「Freiburg」の方だったようだ。気をつけないと。。。

フライブルクは大学街らしく若者が多かった。駅の東側が有名な大聖堂がそびえ立つ旧市街。ここでも街歩き。

ハンバーガ

Martin’s gateという門。歴史がありそうなのにマクドを受け入れる寛容さ?

 

フライブルク大学の図書館。歴史ある街並みと違って最先端感のある建物。

 

お土産屋で見つけた可愛らしい壁掛け時計

 

フライブルク大聖堂。13世紀ごろにできたらしい。とても立派(小並感)

ドイツ 【レーマー広場・ハイデルベルグ城】

ドイツはスイスへの通過地点という位置付けなので、滞在も2日と短めかつ

徐々にスイスへ近づいていくルートに。

 

1日目:フランクフルト → ハイデルベルグ城 → シュツットガルト

2日目:シュツットガルトエスリンゲン → フライブルク

 

という強行スケジュール。1日目は10kg近いバックパック背負ったまま移動していたから余計しんどかった。

 

【1日目】

ドイツ国内の移動はほぼ「9ユーロチケット」でおこなった。これ1つで地下鉄、電車、バスの移動ができたのでありがたかった。

 

まずはレーマー広場に行き、

レーマー広場

広場前のお店でパンを購入。

 

ドイツのパンはすごく美味しいけど、大体のお店でケースの中に大量のミツバチが飛んでいた。日本でだったら気になるけど、ドイツで気持ちが大きくなり、「これぐらいいっか~」という気分になった。

 

ちょうど日曜日だったのもあって、広場での~んびり朝ご飯を食べて気持ちよかった!

さて、フランクフルトはこんなもんにして次はハイデンベルグ城へ向かおう。

 

 

フランクフルト中央駅に向かい、ハイデルベルグに向かう電車に乗ろうとすると、

「ICE」の文字が。これも「9ユーロチケット」で乗れるのかい??

…調べると、ICEは特急のため、対象外。日本でいう青春18きっぷのようなものだからそらそうだ!

 

あわてて電車を調べなおし、「Flix train」なら安く行けそう、ということでその場でスマホで予約した。急いで乗り場に移動して電車を待つ。ところが、

時間になっても来んやんけ…。

ドイツ語分からんけど至るところで「Flix!」「Flix!?」と聞こえみんな困惑している様子が分かった。ネットで代金を支払ったにもかかわらず、結局予約の電車は来ず、1時間後の別便を再予約し乗車した。

時間通りに来ないことは覚悟してたけど、まさか電車が来ないとは!そんなのアリかよ!!

 

ようやくハイデルベルグ城についた。ドイツはどこも建物がきれいで目を奪われた。

ハイデルベルグ

 

その後移動してシュツットガルトで宿泊。

ドイツの電車は改札がなくて犬も電車も自由に乗れる。エスカレーターで普通に自転車が降りてくる光景は面白かった(笑)。

 

治安はよいけれど、いろんなところでカルチャーショックを感じた一日だった。

 

 

 

 

 

はじめてのヨーロッパ旅行へ

4月に夏のスイスでトレッキングすると決めて、7月に仕事を辞めて、ついでに結婚して高知に引っ越して、ついに8月、新婚旅行という名目で2週間ヨーロッパをさまよってきた。
 
コロナ禍はまだまだ続いているし、円安だし、燃料代は上がっているから飛行機代は高い。けど、仕事を辞めた今しかチャンスはない!!
 
一番の目的はスイスでトレッキング & ベルニナ急行に乗ることだったので、航空券が比較的安かったドイツからスイスへ移動。さらにベルニナの終点がイタリアだったのでそのままイタリアに行くかということで旅先が決まった。
 
スイスハーフフェアカードの購入や観光列車と1-2日目の宿の予約だけして後はほぼ現地で何とかしよーという感じで出かけた。行く場所もスイスの一部以外ほぼ決めずに。
 
・・・そんなに海外旅行経験もないし、英語もカタコトのアホ二人でこんな無計画で何とかなるんかい?!